令和7年6月12日
沖ノ島の出土品「国宝・金銅製矛鞘」X線撮影で豪華な文様が確認される
古墳時代(6世紀後半~7世紀初頭)、国家祭祀によって沖ノ島に捧げられた「国宝・金銅製矛鞘」【長さ30.5㎝】をX線撮影したところ、内部の矛全面に鳳凰(ほうおう)などをかたどった豪華な文様が確認され、刻んだ模様には金をはめ込んだ象嵌(ぞうがん)という技法が用いられてることがわかりました。この金銅製矛鞘は、6月14日から8月末までの間、今回の発見資料とともに宗像大社「神宝館」にて特別展示されます。
国宝・金銅製矛鞘についての新知見解説